子どもが学校へ行かなくなった時、たくさんの不安が過ぎると思います。
この先どうしたらいいの?
知らない事が起こるって不安ですよね
でもそれは、自分が経験したことのない事だから不安なんですね。知る事で安心に変わります。今日は、学校に行かない選択をした場合、学校で得られる(であろう)事を、学校へ行かずにどう補うかを考えてえみたいと思います。
学校じゃなくても大丈夫なんですよ!
そもそも学校へ求めるもの
本来、学校とはどう言うところなのか。決まった時間に登校し、椅子に座り決まった時間割をこなし、勉強する、給食を食べて掃除をして、友達と遊ぶ。1日の流れはこんな感じでしょうか?その中で子どもたちは、たくさんのことを学びます。人によって、何を大切にするかはそれぞれ違うと思いますが、私が、特にコレ!と思うものは以下の4つです。
学力
学校へ行くと、時間割通り、読み書き計算、理科や社会、お勉強をしっかりやってきます。学校=勉強と思って過ごしている子も多いのではないでしょうか?漢字ドリルや計算ドリルを何度も解いている様子を見ていると、すごい学習量だなぁと驚きます。
運動
徒歩で登下校をして、週に数回体育の授業があり、休み時間には体を動かして遊ぶ事もあります。健康に運動は欠かせません。それを意識しなくても、ある程度実施してくれていると思います。
友達
学校へ行くとたいてい無条件で友達が出来ます。気の合う子も合わない子もいますが、約束しなくても毎日会えます。そして毎日休み時間には遊べます。良くも悪くも学校ならではのシステムだなぁと思います。
人との関わり方
同じ年齢だけでなく、大人や少し歳の離れた子どもも学校にはいます。そんな場所にいるだけで、異年齢の人との関わりも学んでいけます。
学校へ行かないでどうやって補う?
では、それらはどうやって家で補うことが出来るでしょうか?
学力
オンライン学習
大手ですと、スタディサプリ、すらら、などがあります。本人にやる気があればいつでも年齢関係なく学びはスタートできます。学年を遡って勉強できるし、逆に興味のある分野は先取りでも出来ちゃいます。オンライン学習のいいところは自分にあったペースで進めることができる事です。
タブレット学習
進研ゼミやスマイルゼミなどです。広告も多いので、ご存知かと思いますが、子供には馴染みやすい教材だと思います。子どもがワクワクする仕掛けがたくさんあって、お値段も安いと思います。
学校からもらえる教材
国から教科書は支給されますよね。それとは別に副教材のワークなどは、私たちが学校へ払う教材費から購入しています。(いらないのであれば払う必要はないかと思います)家で出来るようでしたら、ワーク類があれば進めやすいかなと思います。
学校だと、先生1人が多人数に教えるスタイルなので、時間がかかりますが、1対1で教えると短い時間で習得できます。
だから今は勉強を休んでいたとしても、焦らなくて大丈夫ですよ
運動
市民プール
もし、プールが好きでしたら市民プールをオススメします。安いです。スポーツジムも平日にプールのみ子供でも使えるところはありましたが、料金は高かったです。
今はコロナの影響で通うことができません。。。
買い物
日常生活に運動を取り入れるとしたら、買い物で歩くという事でしょうか?その分出費もありますが・・・
好きなものを買いに行く時の買い物は全然疲れないんだよね!不思議!
家でできる運動
家でできる運動として実践した事は、ヨガ、フラフープ、バランスボール、お庭でプールです。ヨガは、YouTube動画を見てやりました。有料でオンラインサロンもありましたので、続きそうだったらオススメします。フラフープはおもちゃではなくダイエット系のものを買いました。バランスボールは家でゴロゴロしながら使っています。お庭でプールは運動というより遊びですが、たくさん動けるように大きいものを買いました。
どれもやったりやらなかったり・・・家で続けるって難しい・・・
↑おすすめのマリコ先生です⭐︎
友達
フリースクール
フリースクールと言ってもいろいろな形態があります。フリースクールは各々によって方針が結構違います。フリースクールを探す場合は、ぜひお子さんとたくさんの場所へ見学へ行き、会う場所を見つけるといいと思います。気に入る場所が見つかれば、同じ境遇ということもあるし友達になりやすいんじゃないかと思います。
近所の子ども
近所に同じ歳くらいの子がいれば、放課後や土日に遊んだりできるかなと思います。でも学校へ行く子と行かない子だと、話が合わなくなってきたり、年齢が上がるにつれて難しくなってくるパターンはあると思います。我が家はマンション住まいで低学年ということもあり、一緒にクリスマスパーティやハロウィンパーティをしたりして交流があります。
母親同士のコミュニケーションも結構重要になってきますね
学校へ行かない子のコミュニティ
フリースクールとは別で、オンラインでのコミュニティもあります。私が参加しているものはHSCのコミュニティですが、その中に学校へ行かない子もいます。私も娘もそこのメンバーとコミュニケーションを取っています。娘はフリースクールも近所の子とも関わりを持ってきましたが、今はこのオンラインコミュニティでの繋がりを1番楽しんでいます。一緒にオンラインゲームをしたり、zoomというテレビ電話システムを使って、折り紙をしたり、好きなものを紹介しあったり、楽しく過ごしています。
外出せずに、日中一緒に遊べるからいい!
同じ境遇の方の話を聞くだけで、すごく安心を得ることが出来ますよ
↑オンラインコミュニテイについてはこちらの本に記載されています。
人との関わり方
自分が示す
子どもの性格や気質によると思いますが、人との関わりを積極的に持てない場合、親である自分が他人との関わり方を示す、それだけで子どもは十分学べているのではないかと思います。HSCの娘は本当によくみてますから、きっと私の姿は刺激になっていると思います。
子どもが友達に対して「ごめんなさい」と言えない子なら、親が謝る姿を見せるだけで十分です。そんな姿を見て子どもはしっかり学んでいます。
その為にも、自分の行動がどうあるべきかちゃんと考えないといけないなぁ〜
まとめ
結局のところ、うちの娘の場合ですと、不登校1年目は勉強もほぼせず、外にも出たがらず、人との関わりも持ちたがりませんでした。でもその時期は、『家を(私を)安心安全な場所(人)にする』時だと思い、娘のしたいように過ごし、娘と真正面から向き合いました。今不登校になって2年が過ぎ、もうすぐ3年目です。今では勉強への意欲を見せたり、友達との関わりを楽しんだり、状況はどんどん変化しています。『周りのみんな同じペースじゃなくっても大丈夫。毎日楽しく過ごそう!』と思う気持ちが、娘の笑顔につながっていると思っています。
笑顔で健康で生きていてくれれば、大丈夫!
私は、「学校は良いところ嫌なところありますが、楽しいところ」だと思います。でも学校というシステムが合わない子は必ずいます。そういう子に対して、『学校へ行かずとも代わりに出来ることはたくさんあるんだよ』という事を知ってもらえたらいいなと思います。
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