2020年、とうとう5Gが開始になりますね。2030年頃には6Gになるのだとか。離れていてもそこにいるかのように映像が出て話ができ、通信においての時間誤差がなくなるそうです。そんな未来にワクワクしますね!これから更にIT化が進み、レジの無人化、配達業務をドローンが請け負う、乗り物の自動運転化、などなど、現在の人間の仕事をAIに任せる時代になっていきます。
じゃぁ子どもたちの仕事はどうなるのかしら?
そう、これからはAIがこなせる作業は、AIの仕事になっていきます。ですから、人間のする仕事は、人間にしか出来ない仕事ということになります。
AIに出来なくて、人間に出来ること?!
そう!それに非認知能力が欠かせないんです!
非認知能力とは
非認知能力とは、IQや学力テストなどの認知能力ではないもの全般をいいます。もう少し具体的に説明していきますね。
目標に向かって頑張る力
忍耐力・自己抑制・目標への情熱:なにか問題にぶつかった時に、諦めずに試行錯誤し目標達成まで粘り強く頑張る力です。それには目標に対する意欲なども必要になってきます。
人とうまく関わる力
社交性・敬意・思いやり:他者とのコミュニケーション能力です。
感情のコントロール力
自尊心・楽観性・自信:自己肯定感や欲望に負けない我慢する力などです。
これだけではありませんが、ざっくりイメージ出来たでしょうか?
どうして必要なの?
実は、非認知能力を高める事は、IQの上昇などの学習効果よりも、大人になった時の精神的な健全さや幸福感が高まると注目されています。また非認知能力の高さが学歴や雇用、収入に影響することが明らかになっていることから、幼児教育の分野でも注目を集めています。
非認知能力こそがAIにはない人間のいいところだと思いませんか?
どうやって高めていくの?
では、どうやって非認知能力を高めていけばいいのでしょうか?非認知能力は、学力のように1人で身につけられるものではなく、実は、集団生活の中で、困難や失敗、挫折などの経験を通して養われるものが多かったりします。
こどもの好奇心を尊重する
幼児期の場合、子どもがやりたい事をさせて、どんどん意欲的に遊ばせてあげてください。ここで大事なのは、自発的な行動である事です。命の危険があるような事はやめさせるべきですが、そこまでないものは基本的にはやらせましょう。そこから、子どもは、探究心や粘り強さなどを学んでいきます。「やめなさい」と言わない事は、簡単そうで意外と難しかったりします。。。
木登り、泥んこ遊び、なんでもOK!
親は愛情を注ぐ
親にできる事は、無条件に愛情を注ぐ事です。そうする事で子どもは自己肯定感を高める事ができ、自分に自信が持てるようになり自分を大切にできます。自分を大切にできる子は他人をも思いやる事が出来ます。
いたずらをおおらかに見てあげる
幼少期のいたずらには、こどもの好奇心がつまっています。かと言って止めさせないと困る場面も出てくると思います。そんな時は、気持ちを理解したうえで、別の代替え案で対応できないか考えてみてくださいね。
なにもかも止めさせてたら、こどもの探究心がなくなっちゃうかも・・・
さいごに
ひと昔前までは、テストの点数がよくて、認知能力IQが高ければ、いい大学に行けて、いい仕事につけて将来安泰だ。と言われていましたが、時が経ち、一概にそうだと言えない時代がやってきました。
自分たちの子どもの為にも、教育を少し違う視点からみてみませんか?
コメント